令和7年3月末の電話でお金詐欺(特殊詐欺)等被害認知件数・被害額を更新しました。

 ◎電話でお金詐欺被害状況(暫定値)
◆認知件数53件(前年比-8件)
◆被害額2億3,422万円(+6,575万円)※被害額1万円未満切り捨て
◎SNS型投資・ロマンス詐欺被害状況
◆認知件数27件(前年比-7件)
◆被害額2億5,623万円(-2億2,184万円)※被害額1万円未満切り捨て


警察官を名のるオレオレ詐欺に注意!!
被害の傾向(3つのポイント)
①「+」表示に注意
 「+」から始まる国際電話番号表示は詐欺グループが多用しています。
②「警察官かたり」に注意
 だましのキーワードは「あなたの口座が資金洗浄事件に使われている」「あなたにマネーロンダリ ングの容疑がかかっている」などです。  他にも、「行政機関」や「通信事業者」から、自動音声で「電話を止める」「電話が犯罪に悪用さ れている」などと言われて、警察官を名の     る者に転送される手口もあります。
③若い世代も注意
 オレオレ詐欺の被害者は、20代から40代が10人(55.6%)であり、前年同期1人(7.1%)と比 べ若い世代の被害が増加しています。

~何故、偽の警察官を信用するの?~
 警察官を名のる者から「取調べ」と言われてSNSのビデオ通 話に誘導され、画面越しに「偽の警察手帳や逮捕状」などを見せ て信じ込ませます。

~警察の電話番号を偽装表示する手口もあります~
警察本部や警察署の電話番号を偽装表示させる手口が全国的に多発しています。
長野県警察では、長野県警察本部(026-233-0110)7件、警視庁本部(03-3581-4321)2件、 警視庁新宿警察署(03-3346-0110)3件、警視庁東京警察署(03-5651-0110)1件、警視庁原 宿警察署(03-3408-0110)1件が確認されています。 


きっかけはいつも電話=備えを!
○警察からの問い合わせに対して心当たりのない場合は、一旦電話を切ってからお近くの 警察署に折り返し電話をして確認しましょう。
○警察官がSNSを使用し、警察手帳や逮捕状を見せることは決してありません。 そのような連絡はすべて詐欺です。
○固定電話は、国際電話の発着信を無償で休止できる国際電話不取扱受付センターへの申 込や防犯機能付電話機、特殊詐欺対策サービスなどの電話対策をしましょう。
 携帯電話は、契約している携帯電話会社が推奨するアプリケーションを利用して、着信 を制限するなどの対策をしましょう。